【グローバル】こどもの絵本教育について。幼少期に本を読む必要はないのか?【IT化】
こんにちは、娘が絵本大好きなぱみです。
今回は『こどもの絵本教育について。本当に本を読む必要はないのか?』をお送りいたします。
絵本は文科省でも推奨されているくらい、子どもの発達に大切なツールとされています。
芦田愛菜さんも小さいころから絵本を読んでおり、つい最近では「信じる」ということについて哲学的な持論を展開していることで話題にもなりました。
聡明な彼女が本を読む大切さについて身をもって証明してくれています。
芦田さんは小さいころ、お父さんお母さんにたくさん絵本を読んでもらったそうです。
それから本を読むことが日課になり、現在では年間100冊読むほどの読書好きに育ったそうです。
本を読むということ
なぜ本を読むことが大切なのでしょうか?
本は、読解力をはじめ、想像力、発想力、思慮深さなどを発達させてくれるツールです。
岸本裕史さんの『学ぶ力と伸びる力 学力の上台は幼児期に』では、小学校1年生と6年生の読書量による『学力、速読率、テレビ・ゲームの視聴時間』の比較を挙げられています。
語彙の量は以下の通りです。
学力水準 | 小学校1年生(語彙数) | 小学校6年生(語彙数) |
---|---|---|
上 | 7,000 | 37,000 |
中 |
3,000 |
16,000 |
下 | 2,000 | 8,000 |
上と下の差 |
5,000 | 29,000 |
学力上位と下位の語彙の差は、小学校6年生で29,000にも開くようです。少し恐ろしくなりますね。
小さな子どもは経験が少ないので独自の想像力も乏しい
小さな子どもは、実際に体験したことや見たもの以外の想像をすることは容易ではありません。
例えば、たまたま手にした綺麗なものを「食べてみよう」と思ったら、親に「そんなもの食べちゃダメ!」と怒られます。
でも怒られた先に「どうして食べてはだめなのか?」という疑問が残りつつ、
「叱られて怖かったからしないでおこう」という思考で終わります。
なぜしてはいけないのか、親が説明できればいいのですが、子どもの頭の中では抽象的だったりします。
そんな時、絵本のというかたちで危険性を知ることが出来たら、子どもは危ない理由が想像しやすくなり、理解につながるでしょう。
こちらの『おっと危ない』は、本当におすすめです。
私も小さい時にこの絵本を見て衝撃でした。
「床におもちゃを散らばせておくとどうなるか」、「頭に袋をかぶるとどうなるか」、「勝手にママの化粧品を使うとどうなるか?」、「階段から飛び降りるとどうなるか」
など、単純で可愛らしいイラストが詳細を描いており、私は何度も読み返していました。
レビュー評価も高く、みなさんも自分の子どもができて再度読んでいる方が多いようです。
今は我が子に読み聞かせしているのですが、2歳でも何回か読むと意味が理解できたようで、危ないと思われる行為は今のところしていません。
「いたいいたいしちゃうもんね」と、自らに言い聞かせているかのように話します。
他者とのやりとりに役立つ
グローバル化が進んだ今、私たちは検索エンジンを使用して情報収集をしています。
検索ワードは『語彙が豊富な人』と『そうではない人』とでは、欲しい情報量の正確さに差が出るでしょう。
また、本を読まないで育つと自然と活字を見るとめんどくさいと投げ出すようになり、動画ばかり好んでみる生活を送るようになりがちです。
それらが全て悪いということではありません。
しかし、動画を見るだけだと受け手にまわるばかりでアウトプットがしづらくなります。
また、自分が実況者になりたいと考える場合、多くの視聴者を手に入れるためには、相手に伝えたいことを伝えられる言語能力が必要になるでしょう。
伝えたいことが相手に伝えられるようになるとコミュニケーションも変わります。
相手の伝えたいことも自分が伝えたいこともわかるので、視聴者の心をつかむことも、伝わらないことにすぐに憤りを感じたりすることもなくなり、自分のメンタルにとってもプラスになるでしょう。
『ノンタン ぶらんこのせて』
こちらの絵本はこどもたちが大好きなブランコの取り合いを扱った話です。
主人公のノンタンは、ブランコに一番乗り。一人楽しく遊んでいましたが、くまさんやうさぎさんがやってきて「かーしーて」とノンタンに接触してきます。まだまだ乗りたいノンタンは貸したくありません。
そこから物語は展開していきます。
みんなが欲しいものが1つしかなかったら、どうやって共有すればいい?
どんなやりとりをしたら、みんな気持ちよく乗れるのか。
ノンタン、くまさん、うさぎさんなどのキャラクターのやりとりを介して子どもに伝えられる1冊です。
『そらまめくんのベッド』は、そらまめくんの自慢のふかふかのベッドを他の豆たちが使いたがる話です。
そらまめくんは自分のベッドが大変お気に入りなので他の豆に貸したくありません。
そんなとき、そらまめくんのベッドが何者かに取られてしまいます。
他の豆たちはベッドを貸してくれなかったそらまめくんを「いじわるした」といってしらんふり。そらまめくんのベッドはいったいどこへ・・・?
という内容です。
みんな自分のお気に入りはだれかにとられたくありません。
大好きな友人・彼女・お気に入りの営業方法、宝石・服。
自分のアイデンティティです。
その時はどうしても貸したくない。友達を一蹴した後、そらまめくんは自分より強くて大きい存在に、強制的に自分のベッドを使用されてしまいます。
そして考えます。
時間が経ってもう一度同じ事態が起こったら、今度はどうしますか?
お子さんが小さければ全文をそのまま読む必要はなく、端的に読んでしまうのもありです。
お友達が自分のお気に入りを欲しがった時に自分はどうしたらいいかを考えられる1冊です。
OECDのPISA調査
本を読む(文章を読む)習慣が身に着くと、学生時代の勉強も楽になるかもしれません。
これからもグローバル化が進み、日本人も海外勢と対等に話ができないと生き残れない世の中に変化していくと思います。
一例として、OECDの行うPISA調査があります。
この調査では世界の子どもたちの学習到達度をはかることが出来るそうです。
今、こちらの調査結果では日本のこどものレベルが年々下がっているようなのです。
↑こちらのサイトには他国とのランキング比較が掲載されています。
PISAの行う読解力調査 問題文はコチラ。
格差も広がり、まったく意識しない子とする子では使われる側と使う側に分かれていき最終的に生活に貧富の差もでてくることは、今の時代を見ていると明確です。
国の救済措置があったとしても、自分で学ぶ意欲が身につかない限りその救済を受けられる人間には育たないかもしれません。
あとは親が『本を読む環境』を用意してあげるだけでも、大きく違うかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
本を読むことだけが子どもの力を芽生えさせるわけではありません。
その中には自己肯定感だったり、本人の自立を促す教育だったり見守りも大切になってきます。
親や近しい人から愛される記憶が多い子ほど、自我を確立しやすく、成功体験を重ねるほど、失敗を恐れることも少なくなるでしょう。
現在は共働き世帯が多く、家庭でなかなか時間を取りにくいこともあるでしょう。
小さいうちは1日1冊としても、5分とかからないと思いますので無理のない範囲で
読み聞かせしてみてはいかがでしょうか。
以上、『こどもの絵本教育について。幼少期に本を読む必要はないのか?』でした。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
【子どもとの関わり】最終回:0歳児と遊ぶ。遊んだ内容と、その時の反応は?!【生後7ヶ月目~1歳までの記録編】
こんにちは、ぱみです。
今回は前回に引き続き、『0歳児と遊んだ内容と反応について【生後7ヶ月目~1歳までの記録編】』としてお話ししたいと思います。こちらのシリーズはこの記事で最終回となります。よろしくお願いします。
0歳児とコミュニケーションって何があるんだろう?
と考えるパパママさんいらっしゃい!
私も現在進行形で毎日試行錯誤の繰り返しです。
特に上や下に兄弟がおらず、初めての子どもだと初めて親になる私たちも先に学んでいたとはいえ、色々戸惑いがありました。
ですが、まだ言葉が話せない頃にたくさん関わってきたおかげで、今はその成果が出ていると夫婦そろって実感しています。
今回は前回に引き続き、『0歳児と遊んだ内容と反応について【生後7ヶ月目~1歳までの記録編】』としてお話ししたいと思います。こちらのシリーズはこの記事で最終回となります。よろしくお願いします。
ちなみに3ヶ月~6か月未満の記事はこちらになります。
さて、生後6ヶ月を過ぎたあたりから、表情がよりわかりやすく出てきたと思いませんか?
生後6ヶ月以降の赤ちゃんの成長
赤ちゃんはパパやママの視線を追って、おなじものを見るようになります。
例えば、私が冷蔵庫からシュークリームをとりだし、素早く食べようとする様子を、こどもも一緒になって素早く見つける、というような動作も共同注意にあたります。
私たちが思っている以上に、赤ちゃんはパパママの動きをよく観察するようになります。
この共同注意は、後々の模倣に繋がっているのではないかと気づきました。
この時期に色々な表情(いないいないばあ)や、動きをみせていると、赤ちゃんはじーっと観察して、自分もやりたいと思うようになるでしょう。
※下記は一緒にいないいないばあをしたときの動画です。
他には『指差し』という行為が出てくるようになります。
パパ・ママが「あ、ブーブーだね」と赤ちゃんに話しかけながら自動車を指します。すると、赤ちゃんも自動車を見る、というような行為です。
うちの子は指差し行為は8ヶ月くらいからでしたので、発達には個体差がありますね。
この時期はパパ・ママと赤ちゃんのコミュニケーションの幅がどんどん広がっていくので、関りを増やす遊びを楽しみました。
『生後6ヶ月以降の子ども』のグーグル検索上位はコチラのサイト
おなじみの検索TOPを調べてみました。
『生後6ヶ月以降の子ども』でグーグル検索すると。
今回TOPに君臨したのは、またまたSEO対策バッチリの女王マイナビウーマン・『【【医師監修】生後6ヶ月の赤ちゃんのポイント!6つの成長の変化とは』でした。
TOP上下サイトに比べると、赤ちゃんの月齢ごとの情報が詳細です。
ふむふむ、なるほどなるほど。
離乳食の与え方、夜泣きが始まる、くりかえし遊び、母体からの免疫が薄れてくる
など、6ヶ月からは脳も身体もどんどん赤ちゃんの世界が広がりだす時期ですね。
「母体からの免疫が薄れてくる」について
我が子は生後6ヶ月から保育所に通い始めましたが、風邪ひきのオンパレードでした。週に1回休むようなかたちで、通院のための早退、遅刻は当たり前。
上司や周りに謝り倒し、夫はもちろん、父母総動員で助けてもらいましたが有休はすぐになくなりました。
自分も体調が戻らず、子どもと一緒に寝込んで泣く日もありましたね。懐かしいけど戻りたくない時期ですね。
記事にもあるように、子どもは下痢もしたりして心配の連続でしたが、2年半後の現在は嘘のように風邪をひかなくなりました。
ですが、1歳に満たない我が子が熱を出してぐったりしているのみると、親としては気が気じゃないですよね。
小さいうちはすぐ熱が上がるので、症状に気づいたらできるだけ軽症のうちにすぐ医療機関にかかることをおすすめします。
前回コミュニケーションの重要性については、古代ローマの実験を例にお話しさせていただきました。また、言葉がけなどについても載せております。
ご興味ある方は、是非こちらの記事もご覧ください。
体験談:生後6ヶ月目~7ヶ月目
腕の上げ下げ、捕まり立ち、物をつかむ、ハイハイするなど、手足の力がどんどんつく様子が印象的でした。
言葉というか「あわ~」や「ううう」などの喃語は見られましたが、なぜかお腹がすくと「あんまっ(まんま)」と訴えかけてきました。
一番だいじな食に関しては「伝えなくちゃ!」という意思が強かったのでしょうか。
絵本は少し量を増やして、言葉と絵が連想できるような本を用意しました。
上記のマイナビウーマンサイトにもありましたが、何回も何回も同じことをやりたがります。なので、『とことん付き合ってみたらどうなるだろう?』と単純に興味が湧き、
彼女に合わせて毎回同じ絵本を10回くらい読み続けてみました。
その時使用した絵本はこちらです。
こちらを選んだ理由は、我が子と早くお話ししたかったのと、本のリズムやテンポが良かったこと、色合いがはっきりしていたからです。
このように、「ボール」→「だっこ」→「ママ」と、読むと連想できるようになっています。
子どもはコミュニケーションを糧に成長しますから、このように目で見て言葉で聞く絵本は、脳の回路がどんどん連結されていきそうです。
利用した感想:とても良かったです。
会話しながら「おさるさんにタッチしてごらん」や、実際に「ぎゅっ」と抱っこしたりして遊んでいました。
この絵本には大変お世話になりました。
ページ数が結構ありますが、早くめくると子どもも集中して絵を追いかけていました。
絵本についてはこちらの記事でも紹介しておりますので、参考にして頂けると嬉しいです。
運動面に関して
カラカラ動く車のおもちゃでつたい歩きを練習していました。
「いちにっいちにっ」のように掛け声かけながら一緒におうちの中を歩いていました。
他には、いないいないばあの「ぴかぴかぷー」を一緒におどっていましたね。
アイキャッチの画像でも使用しているおもちゃはこちらです。
生後6ヶ月~7ヶ月までの主な関りは、
・いないいないばあの応用
・絵本でコミュニケーションを取る
・伝い歩きの練習をする
でした。
体験談:生後8ヶ月~11ヶ月目まで
お金のかからない手作りおもちゃ
こちらのブログを参考にミルク缶でぽっとんおもちゃを作りました。
めちゃくちゃ大好評でしたね。ずっとあそんでいました!
ミルク缶のフタをカッターで好きな形に切り、
ボールの代わりに
①ペットボトルのフタをマスキングテープでぐるぐる巻きにしたもの
②薄い段ボールをお椀の裏で丸く縁取ってきり、せんべい型にしたもの
の2種類作りました。
また、「握る」という行為が出来るので、家にあるスプーンと100均のフェルト玉、お皿・ボウルを使用して、お皿からボウルにフェルト玉を移す、という遊びもしていました。
※リンクは参考になります。
物をべろべろなめる。
この時期は手に届くものをべろべろ舐めて確かめる行動に出ますよね。
物の素材やかたち、大きさをなめることで認識しているようです。
うちは第1子だったので、危険なものも床にはおかず、おもちゃなど本人が舐めたいだけ舐めさせていました。
そして洗う。
なめる
洗う
なめ・・・
「舐めたいだけ舐めて良いぞ」
の姿勢でいたら、
1歳になるころには舐める行為はピタリと消失していました。
ただ、他にお子さんがいる場合などは、磁石や握りこぶし大以下のおもちゃが赤ちゃんの口に入らないよう、十分注意する必要があります。
磁石などは胃に穴をあけてしまいますので、大きいお子さんにもあらかじめ注意しておくと良いでしょう。
他に遊べる内容としては、お外に連れ出せるようになったので、一緒に滑り台をすべったり、一緒にブランコゆらゆらしたり、近所のゆうえんちに行って体感できる遊びを楽しんでいました。
保育所に行きはじめ、離乳食が進み、外に出られるようになったことで遊びの幅が広がりました。
10ヶ月の頃には野外フェスにも行ってきました。
なんと、娘は曲を聞いてノリノリに身体を上下にふって楽しんでいました。全くぐずることもなく、本当にリズム遊びがすきなんだなと実感しました。
生後8ヶ月~11ヶ月の主な関りは、
・体感できる遊びを増やす
・両手や指先を使う遊びをふやす
・フェスに連れていく
でした。
いかがでしたでしょうか?
0歳児との遊び、最終回でした。
1歳未満の子どもとどんな遊びができるのか、悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
コメントもお待ちしています!
【仕事復帰】なぜ女性は集団になると独自ルールが発生するのか、その原因と対処法について【ママ友グループ】
こんにちは。ぱみです!
今回は女性の職場や、ママ友グループに苦手意識のある方に向けて、女性の集団心理が「マイナス」に働くとどうなるかについてまとめていきたいと思います。
この記事は、こんな方にオススメ!
『わかってはいるけどモヤモヤしている』
『上手くやっているけど面倒くさいよね』
『すごく疲れてしまうけど原因がよくわからない』
という方々が「あーなるほど、そうかもしれない」と頭の中を整理できるように言語化したものをまとめていきたいと思います。
『女性の多い職場(グループ)でも問題ないわよ?』という方は既に女性の職場でやっていくことに長けていると思うので、読み飛ばしていただいて構いません。
こちらの記事は
すべての事案に当てはまるものでもありません。
すべての女性に当てはまるものでもありません。
男性にもあてはまる部分があるかもしれません。
また、男女の脳にそれほど性差はないという論文もあります(下記参照)。
しかし、筆者は女性の多い職場で働いていた経験があります。
データとして性差はないといえども、体感的には『性差はない』とは言い切れませんでした。
例えば「男性が大人数でつるんでご飯を食べに行く」という光景は見られませんが、女性が大人数でご飯食べに行くという様子はよくみられました。
また、女性から男性に「これどうやって操作したらいいの?」と聞くことはありましたが、男性から女性に「これどうやって操作したらいいの?」と聞く様子はほぼみられませんでした。
脳の感情処理にそこまで性差はないかもしれないが、みんな男女の「役割」を意識して動いているようにも見えました。
さて、筆者ですが、女性の多い職場に入りたての頃、はじめは気遣いをしていました。
しかし、あることに気づいてからは気遣いを5割減らし、かわりに自分のやり方で業務をすすめるようになりました。
その内容については、「周りが平等であるかどうか監視する」に記載してありますので、興味のある方はご覧ください。
女性同士の人間関係で特に窮屈に感じたのは、会社の公式ルールの他に、女性だけの間に存在する「裏ルール」に従わなくてはならない時でした。
ほんのひとつまみではありますが、具体例を挙げて「裏ルール」をご紹介します。
∬裏ルール:会社を休むときは事前・事後に謝罪せよ∬
さらに休み明けには、「お休み頂いてすみませんでした」と再度謝罪と、高級菓子を持ち合わせないといけない。
それを守れないものは、徐々に無視・無関心の対象リストに入れられる。
という幽遊白書13巻の四次元屋敷に出てくるような地獄の裏ルールが存在していました。
使用者から与えられた有休で休むとき、本来理由は述べなくてもいいのです。
「年休の利用目的は、使用者の干渉を許さない労働者の自由である」という、
年休自由利用の原則があります。(引用:白石営林署事件)
ですが、正しい事実があったとしても、女性が多い職場だとそうはいきませんよね。
女性にとって不透明は「得体が知れない=危険回避の対象」ですから、すべて把握し、透明化したいわけです(でもなぜかグループトップは自分のことは話さない)。
女性同士が情報伝達・共有に優れているというのは、自分たちの家族を危険から守るという古来からの生活の知恵ともいえるでしょう。
男性上司が気にしなくとも、女性TOPが「有休利用時に理由は述べなくていい」というルールを浸透させない限り、通常は難しいことではないでしょうか。
<あれれ?変だな?と感じた時の対処方法>
穏便にすますためには、「郷に入って郷に従え」精神でまずは先人たちと同じやり方にしたほうが無難でしょう。
とはいえ、筆者は誰が有休取得しても、まったく迷惑ではありませんでした。むしろ謝罪して他人に自分の休みを認めてもらうルールに驚きを隠せませんでした。
なので自分は謝罪の代わりに、「お休みありがとうございました」とお礼は言っていました。一応。
お土産について。こちらは個人の見解です。
お土産はみんなと「おいしいね」と言いあいたくて(お土産の中に自分もカウントする)、レビュー等調べてから買っていました。私は結構サプライズが好きだったりするのでこれは苦になりませんでした。
「ナニコレスポンジぱさぱさです!」みたいなものは心の中で悲しんでいた記憶があります。
食べて美味しいとやっぱり幸せな気持ちになりますよね!
・年功序列に厳しい
多くの場合、女性は集団において先にいる人を重んじる傾向があると言えるでしょう。
なぜなら、女性は太古から情報交換を大切にし、共有することで危険を回避してきた生物だからです。
ゆえに、新しく入ってきた人物は「謎」な存在で「危険か安全か」判断できる材料がありません。
新しく加入した人間は「自分たちの仲間か、敵か」を判断しかねるということです。
なので、ニュータイプよりは長年調和を保ってきた(「このやり方で何十年もやってきたの。来たばかりの人に任せるわけにはいかないのよ」)信頼関係のほうを大事にするわけです。
そしてニュータイプは自分より「上」か「下」か品定めをします。一度は耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、
『マウンティング』と呼ばれる行為です。
それは意識・無意識両方で行われます。
マウンティングする内容は、「外見」だったり、「知識」だったり、「学歴・経歴」だったり様々です。
マウンティングする人の心理は、その人それぞれの個性によって違いもあるようです。
例えば、『常に一番でありたい』、『自分の役割を確保したい』、『お気に入りの人を取られたくない』、『自分が一番下になりたくない』、『自分の立ち位置に被ってほしくない』などです。
個性はありますが、このような女性の集団は、共通項があります。それは、
『自分たちの作り上げてきた輪を乱されないかどうか』という心理です。
新しい人を受け入れがたい方々の共通事項だとも言えます。
新しいものを受け入れるということは、年齢層が高い職場ほど困難に感じる人が多いようです。また、変革速度の遅い地方の職場などにも当てはまるのではないでしょうか。
なぜ、新しいものを受け入れがたいのでしょう。
◆一つ目は年齢があります。
年齢が高い方ほど、生きている時間も長いですから、それに付随した経験則により自我も強くなると考えます。
我が強くなると、若い世代間ギャップも、自分の常識の範囲内では受け入れ難くなるのです。
「このパターンは前にこういうことがあったからこうしたほうがいい」
「これは今まで私が生きてきた中でないことだから、ありえないわ」
「それをすると怒られるわよ。あれ?なぜこの子は怒られないの?私の時は厳しく追及されたのに」
などです。
先人たちも昔は若い女の子でした。
そしてその時から年配の女性たちも存在しました。
歴史は繰り返すように、自分が受けた影響を「いい」か「悪いか」で判断し、いつの間にか自分より年下の女性に当てはめている場合があります。
それを「だからおばさんは嫌」と、真っ向から否定することは避けましょう。
その人たちは自分が否定されたような気になり、悲しさが怒りに変わります。
<年功序列のグループに所属した時の対処方法>
まずは受け止め(受け入れなくてよい)、仕事と人間関係図を覚えてから自分なりのやり方を小出しにしていくことをおすすめします。
◆二つ目は長年同じ職場にいるがために、外の変化を知らない。です。
小さな職場では転勤や異動などほぼありません。
そして長く勤めている人は仕事のやり方に慣れています。
そのため、久々の新人が来ると受け入れ態勢が整っていないため、
「なぜこんなこともできないの?」と思うようになります。
小さな職場に教育係の育成を行う会社は少なく、教育の方法がわからなく抜てきされると、その疑問は蓄積し、いつしか教育係のストレスになります。
そしていつのまにかその人の中で新人ちゃんは「仕事が出来ない人」のレッテルを貼ってしまうのです。
さらには疎むようになり、しまいにはなじみの上司に「あの子本当に仕事出来なくてどうしたらいいかわからない」と愚痴をこぼすようになります。
新人さんが辞めては新しく入り、辞めては新しく入りする職場では、このような事情も背景にありそうです。
「最近の新人は根性がない」という人事担当者の方は令和の時代、少なくなってきたと思われます。
しかし、もし、会社でこのようなことが起こった場合、先の事例を疑ってみることも必要かもしれません。
そのような人たちが一定多数いる職場では、『自分たちの作り上げてきた輪を乱されないかどうか』という不安から、「仕事が出来ない新人ちゃんのために、自分の仕事がままならない」→「排除しなくては」という状況が起こりえるともいえます。
<新人が久しくいない職場に配属されたときの対処法>
・教育係が伝えた内容はメモをとる。その場でできなかったら、話が終わった後すぐにメモをとる(記憶が曖昧になるため)。
・1ヶ月以内に自分の仕事の6割を把握する。残り4割は、3ヶ月~6ヶ月以内に覚える。
・3ヶ月以内に社内の人の動きを理解する。
・受け手側だけに回らない。じぶんからもアウトプットできる環境をつくり(これお手伝いしてもいいですか?など)、仕事を覚えていく。
・周りが平等であるかどうか監視する
表面上そっけない対応されようが、手厚くもてなされようが、しばらくは新人さんに先人たちの目は注目します。
おかしなことをしないか、どんな目的があるのか、どんな立ち振る舞いをするのか、どこぞの誰なのか、輪を乱さずにやっていけるのか
などなど、興味をおかれます。
そこで良くも悪くも自分たちより「目立つこと」をしたらもう大変です。
監視役の女性が黙っていません。周りの先人たちの女性に報告して回ります。
そこでその人の意見を信じるか信じないかはその人たちの性質によるでしょうが、集団の意識としては「目立つ杭は打たねば」なりません。
直接的には言わないものの、
『私と○○さんはここに来た時から仲良しなんだぁ(職場・ママ友グループ)』
『上の子たちがもう5年くらい通ってて…(習い事)』
など遠回しに牽制行為を働きます。
その言葉の裏には、
『ここの(私の中の)ルールを守ってね』
『だから私以上にこの人とは仲良くしようとしないでね』
『私のほうが古参だから私のほうが上なの』
など、新人さんに対する要求が隠されています。
もちろん独自ルールなわけですが、グループの中では公式ルールに近い効力を発揮します。
これを見抜くか見抜けないかによって今後の展開も変わってくるでしょう。
監視役タイプはプライドが高く、嫉妬心が強いことが特徴です。
もう少し深く見ると、プライベートでは孤独を上手に消化できない環境にあるかもしれません。なので、自分の作り上げた(と思っている)集団に重きを置き、居場所を作るのです。
反対にプライドが高くても、嫉妬心が強くても、周りには監視せず穏やかな人もいます。その人はきっとライバルは自分で、周りの足を引っ張ったり、相手の反応を確かめる努力よりも、自分を磨く努力にウエイトを置いているのかもしれません。
筆者はこちらの考え方を持つグループ1択でしたので、理不尽さを感じよくよく観察していました。そこで気づいたのは
「互いの行動を監視しあうグループに所属するということは、自分の挑戦したいタイミングは順番待ち」だということです。
それは自分の持つ能力や個性が失われ、グループを尊重することになりますので、カースト制度の一番下にあたる新人にはあまりチャンスがまわってきません。
それでも自分の中の天秤にかけて、賃金が良かったり、居心地が良かったりなどデメリットよりメリットが上回るようならいいのかもしれません。
ですが、筆者は「ごめんなさい、ちょっとそれは・・・いつになるかわからないので」というつまらなさ、いや協調性に少し欠けていたので、グループを抜けて孤立しました。
上司よりもまず、そのグループに報告しなければならないという2重構造のホウレンソウに疲れてしまったのです。上司がGOサインを出しても、なぜかそのグループがNOを出すとNOにしなければいけない・・・。わけがわかりませんでした。
抜けた後どうなったかというと。
個人の達成率は上がりました。
自分は人に興味はあるのですが、群れることが苦手なので肩の荷がおりたように楽になりました。
<まわりが平等であるか監視するグループに所属した時の対処方法>
無難に過ごすのであれば、先のルールを読み取りましょう。読み取る情報源は一番最初に色々親切に教えてくれる人に聞くのがベストです。その人を逆ターゲットにして、グループ内部の力関係を教えてもらいましょう。
その際、誰かが誰かの悪口を言っている内容に乗ってはいけません。乗ると同調したと捉えられます。
もちろん自分が同調したい話(趣味やドラマ、他愛ない日常会話等)であればそうして構わないと思いますが、愚痴なのか、みんなの悪口をいう人なのかなど見極めは必要です。
大勢の前で話している場合はスマホをいじるふりなどして乗り越えられますが、1対1の場合はどうでしょうか。
その場合とりあえず傾聴し、
「(軽くうなずきながら)そんなことがあったんだね(ですね)」
「○○さんはその件をどう思ったの(ですか)?」
「(悪口に対して)笑顔でいることは素敵だなと思いますけど、毎日そうできるかといったら難しいですものね」
「入ったばかりなので何とも言えませんが・・・(申し訳なさそうに)」
など、はぐらかすことも大切でしょう。
コミュ力が高い人には相手の発信をはぐらかすだけではなく、自分のファンにする上級テクニックがあります。この話は次回の記事に織り交ぜていきますね。
いかがでしたでしょうか?
女同士メンドクサイ!!と思うことも多いですが、中にはマネしたいほど素敵なコミュニケーション術をもっている方や、いつも元気いっぱいだったり、ポジティブで明るい女性と出会うととても素敵だなと思うことはありませんか?
年齢関係なく、そういう方々とお話ししていると自然とこちらも笑顔になれます。そしてその方々の言うことは素直にすんなりと耳に入るのですね。
それは男性からは得ることのできない女性特有の強さ、柔らかさ、優しさだと実感するのです。
今、女性同士の人間関係に悩んでいる方は、この記事を読んで少しでも気持ちが楽になっていただけると幸いです。
「あなたと仲良くしたい」という気持ちが伝わってくるように、相手に「あなたは苦手・嫌い」という態度ももちろん伝わります。
「伝わってもいい相手であればいいじゃん」
「むしろ伝わってほしい」
「伝わると相手はどんな気持ちになるかな」
正解はありませんが、あなたの中で思い浮かんだのはどんな言葉でしたか?
以上、『新しく女性の輪に入ることが不安な方へ』でした。
「うんうんわかるわかる」、「こんなのもあるよー」と思った方は是非コメントお待ちしております!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回は『自分の心に耳を傾けてみると世界が表情を変えた』 をお送りする予定です。
【イラスト企画:8/23まで】ツイッターフォロワー300人記念◆初企画◆抽選で10人に!【応募方法詳細】
こんにちはぱみです。
今回はツイッターでフォロワー300人を記念して、イラスト企画を開催します。
今回対象になるのは、
「SNSアイコン」
「SNSヘッダー」
「ブログアイコン」
「ブログヘッダー」
「記事用画像」
になります。
抽選で10名の方に無償でイラストを描かせて頂きます!
当選した方には、ぱみからツイッターDMで当選通知をお送りいたします。
詳細はこちらの記事をお読みいただき応募してくださるようお願いします。
それではご覧ください!
イラスト企画に応募する前に①:「期日について」
あらかじめご理解を頂きたいことがあります。
理由は、筆者が他にも仕事をしていることと、
9月は娘の誕生日もあり準備などで多忙が予想されること、
イラストを受注してから完成まで時間がかかることを先にお伝えしておきます。
気持ち的にはすぐにでもお渡ししたいのですが、描くからには当選した方のイメージのすり合わせ等しっかり行いたいので、そのあたりも考慮していただけると嬉しいです。
当選した10名様には順次イラストをとりかかりたいと思いますので、最後の方は遅くても9月23日までの完成となります。
「それでも大丈夫だよ!」
とご了承いただける方のみご応募ください。
イラスト企画に応募する前に②:「応募方法・応募期日」
・企画応募者はツイッターで募集かけます。
・ブログからは応募できないので、ブログを見ていただいてる方は、プロフ覧からツイッターへ移動し、応募してください。
・応募者はフォロワーさん限定になります。新規フォロワーさんも応募可能です。
・応募方法は、ツイッターの「イラスト企画」ツイートを「RT&リプ」になります。
なお応募期日は「8/23 23:59」 までとなります。
期日を過ぎてからは人数に達していてもいなくても応募を締め切らせて頂きますので、ご了承くださいませ。
イラスト企画概要:「パターンとサイズについて」
イラストのパターン(使用用途)と、画像サイズについてご説明いたします。
使用用途 | サイズ | |
a | アイコン | 400×400ピクセルまで |
b |
ヘッダー |
1500×500ピクセルまで |
c | アイキャッチ | 830×580ピクセルまで |
d | ブログ内画像 | 830×580ピクセルまで |
使用用途は上記のa~dの目的で可能です。それぞれのサイズは目安ですのでご相談ください。最大でも縦横1000px以内とさせていただきます。
※公序良俗に反する使用は硬くお断りします。またそのようなイラスト依頼はお断りさせていただきます。
イラスト企画概要:「どんなイラストが可能なの?」
当選した方は、下記の4パターンから好きなイラストをお選びください。
(画像をクリックすると拡大します)
|
|
1.人間の絵(画面左上)
・カラーorモノクロを選択してください。
・胸より上で2人まで描写可能。
・背景1色~2色
2.線の太い絵(画面右上)
・カラーorモノクロを選択してください。
・単純な線画になります。
・画面内におさまるかたちでの全身画像可。
・1人(1匹)単体での描写になります。
・背景1色~2色
3.パステル絵(画面左下)
・カラー「暖色」「寒色」を選択してください。
・画像から画風を選択してください。
・胸より上で人物1人のみになります。
・背景1色~2色
3.シンプルな人間の絵(画面右下)
・モノクロに1色差し色です。
・胸より上で人物2人まで可。
・差し色は、背景・目・髪・服・肌でお選びください。同じカラーであれば2か所まで同色の着色可能です。
不可のパターン(ラフで失礼します)
絡みのあるシチュエーション。体の一部が対象と絡む。
全身が絡む などは今回不可になります。
当選した場合とお願い
から、パターンをお伝えください。
例)『アイコン』を『シンプルな人間の絵』でかいてもらいたい場合
▶a-4
例)『アイキャッチ』を『線の太い絵』でサイズを変えてかいてもらいたい場合
▶c(600×480)-2
それから下記の「具体化のために」を参考にしていただき、イラストのイメージを私に教えて下さい。
【お願い★】お願いがあります!!!
イラスト完成品お渡し後、ブログまたはツイッターにて私のアカウントを紹介してください!!よろしくお願いします!!!!!!!!!!以上です!!!!!
イメージ具体化のために
参考資料などをご用意いただけると、お望みのイメージをより明確に受け取れます。
他には、
・強調したい部分をつたえる
・この表現のためにこういうイラストを使用したい
・喜怒哀楽のどれか
・ターゲット層
・自分の似顔絵であれば、どこのパーツを強調したいか
など、補足していただけると構図のヒントになります。
よろしければこちらの内容を参考にしてください。
最後に
以上が応募方法の詳細になります。
ご不明な点がありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
また、初企画なので至らないこともあるかと思いますが、大目にみていただけると次回のモチベーションになります。
それではよろしくお願いします。
どうぞいいご縁がありますように!
ぱみでした!
【子どもとの関わり】0歳児と遊ぶ。遊んだ内容と、その時の反応は?!【生後6ヶ月目までの記録編】
こんにちは、ぱみです。
今回は前回に引き続き、『0歳児と遊んだ内容と反応について【生後6ヶ月目までの記録編】』としてお話ししたいと思います。
0歳児とコミュニケーションって何があるんだろう?
と考えるママもおおくいらっしゃることと思います。
私も毎日試行錯誤の繰り返しでした(今もですが)。
生後3ヶ月を過ぎたあたりから、「泣く」だけじゃなく、表情が出てきたと思いませんか?
この頃から赤ちゃんは「快・不快」の感情が芽生えてくるので、泣くだけじゃなく、声を出して笑うという動作が増えてきます。
例えば、
「オムツ取り換えてもらってスッキリ(快)」
「眠いのに寝れない(不快)」
「ママに抱っこされて嬉しい(快)」
「お話しできてうれしい(快)」
「おっぱいでおなかいっぱい(快)」
「おなかすいた(不快)」
『生後3ヶ月以降の子ども』のグーグル検索TOPはコチラのサイト
試しに『生後3ヶ月以降の子ども』でグーグル検索してみました。
すると、今回TOPに君臨したのは、何かと上位検索で君臨するSEO対策バッチリのマイナビウーマン・『【医師監修】生後3ヶ月の赤ちゃんの成長や発育状況は?スキンシップの注意点』でした。
子育てにおいて【医師監修】はパワーワードですね!
ふむふむ、なるほどなるほど。
ウンチの回数が少なくなる、首が座りはじめる、寝る時間がまとまってくる・・・などなど、どれもその通り。
我が子も3ヶ月くらいから夜中授乳に1回起きるくらいで、朝6時ころまではぐっすりねてくれるようになりました。
話は記事の内容に戻りまして。
先生は生後三か月からは、「スキンシップと言葉がけが何よりも重要」とおっしゃっています!
前回コミュニケーションの重要性については、古代ローマの実験を例にお話しさせていただきました。また、言葉がけなどについても載せております。
ご興味ある方は、是非こちらの記事もご覧ください。
子どもに、「愛情を与える、存在を認める」ということは、子どもに同じ感情を芽生えさせるきっかけになると私は思います。
保育科学生時代の授業でも、このことは重要視されていました。
最近よく見かける言葉、『自己肯定感(自分はこのままの存在でいいんだと自分を認められる気持ち)』を育む上でも欠かせないことですね。
また、言葉は自分に返ってくるものですので、肯定する言葉かけやスキンシップはパパやママに跳ね返り、プラス効果で自分自身を肯定することにも繋がると考えています。
それでは、生後3ヶ月からのかかわりについて、体験談をご紹介させて頂きます!
はじまりはじまり~。
体験談:生後3ヶ月目~4ヶ月目
ポイントは『自分の意思』で自分の顔の表情や声を出すことができるようになる、ということでしょうか。
まだまだ言葉は話せないものの、『声出すぞっ』と頭の中で思ったことを実際に「あー」などと、行動に移せるようになりました。
「あ~」、「う~」などのクーイング(短い発音)をしていて、100日の時には話しかけると、それを「あうう~えうあうえう~あ~う~」と繫げてお話ししていました。
前回生後1か月から絵本を読み始めたり、お話ししていたので、
「身近な人に何かをつたえる」
ということを学習したのかな?と思いました。
3ヶ月経つと社会的微笑(対象者に向けて意思のある笑顔を表出すること)が出てくるので、これまで以上に話しかけるバリエーションが増えました。
例としては、
「朝だね~おはよー!嬉しいね~!」
「○○○は今日もご機嫌だね!」
「(つけていたものに対して泣く娘に)これが嫌だったんだね。外そうね~」
「(うつぶせの練習頑張っているときに)○○○、今日も頑張ってるね。いいね、
いいね!その調子!」
「(沐浴前)今日は寒くなるんだって。早めにぽかぽかしようね~」
「(こちらを見て「あうあう」してる時)うんうん、そっかそっか。
ママに教えてくれてありがとう」
「○○○はなんでも出来るようになるからね。ママとパパついてるからね。
安心安心よ(寝る前にほぼ毎日言っていました。)」
「ママは○○○がいてくれて嬉しいよ。産まれてきてくれてありがとう
(結構言っていた)」
今では保育所の先生から、
『5本の指に入るくらいおしゃべりしてくれます(笑)』とお墨付きなくらいおしゃべりするそうです。
また、運動は、赤ちゃんの手を握る行為を利用して、ガラガラや鈴のなるおもちゃを持たせていました。
持つと手をフリフリするので、「カラカラカラ~(擬音)」「フリフリすると音がなるんだねぇ」など声掛けしながら、見守っていました。一生懸命ガラガラをフリフリする様子が可愛かったです。
絵本は引き続き読んでいました。
この頃から、もう目が絵本にくぎ付けになってじっと聞き入っていました。
絵本は次々数を増やして読むより、前から読んでる3~4冊を何度もリピートして読む
と言うことを心掛けていました。繰り返し読むことで言葉の理解が増えるそうです。また、何度も同じストーリーを読むことで(絵を見て)愛着がわき、心の安心感につながるようなんです。
絵本についてはこちらの記事でも紹介しておりますので、参考にして頂けると嬉しいです。
生後3ヶ月~4ヶ月の関りは、
・声掛けのバリエーションを増やす
・絵本を読む
・うつ伏せの練習
・ガラガラなどのおもちゃで腕の力をつける
でした。
体験談:生後5ヶ月目まで
5ヶ月くらいから、泣いてる理由が少しずつ分かるようになりました。
娘もお腹すくとき以外ほぼ泣かなくなりました。(この後、後追いなど悲惨な目に合うとも知らず…)
6ヶ月目から離乳食開始する予定でしたので、この頃から予行練習をすることにしました。
産院からは、「よだれがたくさんでるようになったら」というお話をされたので、食事するとき子どものバウンサーを食卓テーブルに持っていき、私たち夫婦がご飯を食べる様子を見せるようにしました。
そうしたら子どもはじっとその様子を見て・・・すでによだれがダラダラと・・・・。
すぐにでも離乳食が始められそうでしたが、一応胃の状態が整う6ヶ月を目安にしていたので、この状態を1ヶ月続けました。
何度か子どもが食べたそうによだれをだらだら垂らしている姿を見て、
『食べたいよな・・・』と謎の罪悪感で胸のあたりがチクチクしました。
このころはずりバイというかハイハイと言うか、そんな感じの動きで部屋中を探検できるようになっていました。
私はすこし距離を離したところで
「おいでおいで~」
と声かけして娘が来る、という遊びをしていました。
これまでの月齢でしてきた遊びも並行していましたが、この頃私が感じたこととして
娘は自分の身体をコントロールしていく過程を楽しんでいる様子でしたので、自然と運動系の遊びが増えていきました。
「おいでおいで」の他に、私が「手をたたきましょう」を歌いながら楽しそうに踊ってみせる(またやっていました)ことや、夫がスターウォーズを歌いながら子供を足のすねに乗せて「ひこうき」をしたりすると、声を出して楽しんでいました。
5ヶ月目までは
・手遊び
・同じ絵本を読み聞かせ
・親のダンスを見せつける
・体感できる遊び
をしていました。
体験談:生後6ヶ月目まで
生後6ヶ月からは「いないいないばあ」の意味が分かってくるようになり、一気に遊びのバリエーションが増えました!ハイハイも上手になり、とても動きが素早くなりました。
下のリンクに使われているアイキャッチは、6ヶ月になった娘が絵本で顔を隠し、いないいないばあをしている様子です。
他には絵本を自分でめくったり、楽器の音を鳴らしてみたり、指を動かす微細運動も目に見えて上手になってきます。
生後6ヶ月でつかまり立ちした経緯
大人も同じかもしれませんが、私は子どもの「~したい」という欲求が原動力になって本人の行動に結び付くと思っています。
6ヶ月くらいの頃まで夜にモンハンというゲームをしていたんですね。そしたら、娘がそのゲームのコントローラーを触りたいがために、私の服にしっかり捕まったかと思うと立ったんですよ。そしてコントローラーを奪い、ゲームを操作しはじめたんです。
その動作にあっけにとられた私たち夫婦。
私がゲームしているのを観察していた娘は、コントローラーを動かすと、TV画面上のキャラクターが動く、ということを確認していたのです。(理解していた)
そして自分もやりたいと思うようになり、コントロールを手にするために私によじ登り、見事目標を達成した。
その一連の行動に驚いたわけです。
自分たちが思ったより赤ちゃんの脳は発達している・・・ということに。
それからTVゲームはあまりしなくなりました。というか出来なくなりました。(子どもが活発で落ち着かなくなったため)
つかまり立ちが出来るようになった娘は、ハイハイと並行していろんなところに移動するようになりました。
ですから私は、子どもの両手を掴んでペースを合わせて一緒に歩く練習などもするようになりました。(「あんよがじょうず♪あんよがじょうず♪」など声掛け)
また、この頃からよく外出するようになりました。
生後6ヶ月の娘とは、
・お外に連れ出してお散歩してみる
・絵本の読み聞かせをする
・いないいないばあを存分に楽しむ
・狭い範囲で追いかけっこをして楽しむ
をしていました。
いかがでしたでしょうか?
次回はそこから1歳までの関わりをお話ししていきたいと思います。
ご興味のある方は引き続きよろしくお願いします。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
コメントもお待ちしています!
【子どもとの関わり】0歳児と遊ぶ。遊んだ内容と、その時の反応は?!【生後3ヶ月目までの記録編】
こんにちは、ぱみです。
今回は0歳児と遊んだ内容と反応についてお話ししたいと思います。
0歳児とコミュニケーションを取るってどうしたらいいの?!と思うママもおおくいらっしゃることと思います。
私は退院当初とっても思いました。
当然ながら0歳児ってお話しできないですものね。
おむつ替え、授乳、ねかしつけ、全部やったのになぜ泣くのか?!とイライラすることもありますよね。
ですがちょっと聞いてくださいッ。
赤ちゃんは、スキンシップやコミュニケーションなど、人と関わることも、ごはんと同じくらい生きることにおいて重要なんだそうです。
コミュニケーションを取らないと赤ちゃんはどうなる?海外の実験。
昔古代ローマ帝国でこんな実験がありました。
それは、
『赤ちゃんに言葉を与えないとどうなるか』
というものでした。
お世話係の女性たちは赤ちゃんに必要な衣食住の世話をしましたが、声をかけたり、抱っこしてあやしたりということを意図的にしませんでした。
すると、赤ちゃんたちはどうなったと思いますか?
なんと、1年以内に全員死んでしまったという結果が出たのです。衝撃ですよね。
引用:慶応義塾大学出版会
私はこれを学生時代の授業で知り、驚きました。
同時に『赤ちゃんが生きようとする力、学習する力は、既に産まれ育った私たち人間のエネルギーを受けて成長するものなんだ』
と強く思いました。
衣食住を与えるだけでは赤ちゃんは育たないのですね。
ではどうやってかかわりを持てばいいのでしょうか?
『0歳児 遊び』のグーグル検索TOPはコチラのサイト
『0歳児 遊び』でグーグル検索するとTOPに君臨する、我らがベネッセの情報提供する「0歳児との遊び方」はこちらです。
うーん素晴らしい。月齢ごとに細かく関わり方を述べていますね。
公式なので、「えっ?これが・・・?」と言った突拍子のない関わり方などありません。
対して個人ブロガーの私ですが・・・今回自分の体験談をお話しいたします。
なので、『公式と違う!』とお厳しい意見よりは、『あ、ぱみさんちはこんな感じで・・・へぇ~』くらいの気持ちで見ていただけると幸いです!
それでははじまりはじまり~。
体験談:生後1ヶ月目まで
赤ちゃん側の気持ちを考えてみました。
これまでずっとお腹にいたのに、夢うつつながらも、急に外の世界の色んな情報が目まぐるしく頭の中に入ってくる。
目も見えないし、暖かい羊水につつまれていたのに急に一人になって、「あのあたたかさはどこ?!」という不安。ママの中にいて安心していたころとは違うんだろうな。
おむつ替えしても、授乳しても、泣き止まない時は、とりあえず抱っこするといくらかおとなしくなりました。人のぬくもりを感じて安心したようにも思います。
この頃は抱っこだけだとなかなか眠りにつくことが出来ない子だったので、ジブリの「さんぽ」をうたいながら抱っこしてその場を歩くと眠ってくれました。
娘の名前を呼びたくて、替え歌を歌っていた。
『♪〇〇〇(赤ちゃんの名前)はね、抱っこが大好き ママだっこ
だっこちて
だっこちて
だっこちてよ~
○○○のことを~だっこちてよ
だっこ だっこ だっこ
だっこ まんま~』
生後1か月目までは「赤ちゃんを抱っこする」が遊びの代わりでした。
体験談:生後2ヶ月目まで
2ヶ月目まではまだまだ夢うつつでしたが、私たち夫婦は絵本を読みはじめました。
どんな反応を示したかというと、声は出せないものの、『両手を振って笑顔をみせた』のでした。生理的微笑というよりは、明らかに社会的微笑(一般的に2ヶ月くらいで表出)でしたのでとても嬉しかったです。
その動画はコチラの記事に載せています。↓ 絵本の読み聞かせについても書いてありますので興味のある方は是非ご覧ください。
他にはやっぱり抱っこが中心ですね。2ヶ月目に近くなると、起きている間泣いてばかりだったのが、すこしずつ泣かなくなりました。
そして話しかけていました。
最初はどうやって話しかけようか考えていました。
結果、子どもの行動や、これからこの子とこうしていきたいと思ったことなどを話すように心掛けました。
私が話しかけた内容の一部はコチラです。
『○○○(名前)、どんな夢見てるんだろうね~』
『ママ、これから楽しみだなぁ~。おっきくなったらいっぱいいろんなことしようねぇ~(結構毎日言ってました)』
『○○○(名前)はなんでも出来るようになるからね。ママとパパついてるから安心安心よ』
『(授乳中)ごっくんごっくん上手だね!』
『(眠くて泣いてるとき)ああ~眠たいんだね。ねんねしようね~』
『○○○と早くお話ししてみたいなぁ。楽しみだなぁ』
『(排泄)りっぱなうんち出たね。頑張ったね~!』
『(沐浴)お風呂気持ちいいね~。あったかい~。あー気持ちいいなぁ』
生後2ヶ月までは、『抱っこを中心に絵本を読む、話しかける』でした。
体験談:生後3ヶ月目まで
生後2ヶ月からはどんどん意識がはっきりしてきて、おめめもパッチリ開くようになりました。私は復職して、早朝と夕方から関わるようになりました。
この頃は産後太りのままで痩せたかった私は、TVでエクササイズなどをするようになりました。
すると、布団に寝ている我が子は私をじーっと見つめるのです。
せっかくだったらと、子どもの歌に乗せて我が子の顔を見ながら踊るようにすると、またもやじーっと見続ける我が子。
興味があることがわかり、歌に合わせて夫が子どもにリズムを教えていました。
ただ、赤ちゃんの身体はとても弱いので、もしこちらの動作をやってみようと思っている方は、先に医師の指示を仰いでからにしてください。
ただ、親の動きを見せるだけでも模倣(もほう)の第一歩になると思います。
これが意味を成しているかはわかりませんが、現在娘は保育所などでもびっくりされるくらい、ダンスを褒められます。振付を覚えるのが早いそうで、『模倣がとても上手です』とよく言われるようになりました。
そして生後2ヶ月目からうつ伏せにするととても喜んで背筋を鍛えていました。うつ伏せの時間は1回に5分くらいです。(うつぶせ寝ではありません。)
生後3ヶ月目までは、
・話しかける。
・絵本を読む
・子供の前で踊ってみる。
・子供も一緒にできる運動をしてみる。
・うつ伏せの練習をしてみる。
でした。
いかがでしたでしょうか?
次回は生後3ヶ月~6ヶ月までの実録:関わりをお話ししていきたいと思います。
ご興味のある方は引き続きよろしくお願いします。
ここまでお読みくださりありがとうございました。
コメントもお待ちしています!
【動画・イラスト入り】1歳でひらがなは読めるのか?実体験と使用した絵本とは?
こんにちは、ぱみです!
今回は1歳から字を読めるようになった我が子に読んだ絵本をご紹介いたします。
私が我が子に絵本を読み始めたのは、0歳1か月頃からでした。
初めに読んだのは、以前ご紹介させていただいたこともある、「あかあかくろくろ」でした。
そして下の動画はパパが我が子にむけて絵本を読んでいるときの様子です。
絵を食い入るようにじーっと観察しているように見えます。興味を示しているのでしょうか。
いくら育児本を見たとしても、実際に初めての育児は不安(か弱い命を育てることの責任感などから)と疲れがほとんどでした。
そんな時、泣いてお知らせする以外の反応が見たくて、この時期はおもちゃやら絵本やら歌やらでコミュニケーションを取っていました。
赤と黒のコントラストは赤ちゃんが捉えられる色合いと知り、こちらを毎日読んで聞かせていました。
また、現在に至るまで、抽象的な色合いや形の絵本は避けて、しっかり色や形が認識できる絵本を選びました。
あかあかくろくろは、1Pごとに分厚い紙を使用しており、角も丸く加工されているので赤ちゃんが手を切ったり、目にあたったとしても安心できる仕様なのもありがたいですね。
絵本は知育目的じゃなくても、軽快なリズムで楽しませたり、親の声を聞いて安心感を得られる、大切なツールだと思っています。
次に読み聞かせした本は、『だるまさんがころんだ』でした。
この絵本もじっと聞き入ってみていました。
ちょっと大きくなると、
こんな感じで物まねしてくれるようになり、非常に可愛かったです!
赤ちゃんの頃って突然シャッターチャンスばりのかわいらしい仕草をとったりするので、カメラに収められないときは脳裏に焼き付けたりします。
絵本は、自分の中にない表現の種類を増やしてくれるので、赤ちゃんの新たな表情を引き出してくれるという意味でも嬉しく思います。
だるまさんがころんだ
ひらがな入門に役立った絵本とは
1歳でひらがなが読めるようになった手助けをしてくれたのは、こちらの絵本になります。
こちらの絵本を読んでから、ひらがなという『字』に興味関心を持つようになったと記憶しています。
「あいうえおの絵本」どんな風に読み聞かせしたか
1.初めは、絵を中心に遊んでいました。
『これはブーブーだよ』、『これはニャンニャンだよ』、『これはポンポコポンだよ』みたいに繰り返し伝えていました。
2.次に名前を憶えてくると、この表紙(裏表紙にも動物がたくさんあります)を見ながら、『ブーブーどーれだ?』、『ガオーはどーれだ?』などあてっこクイズをして遊んでいました。
3.本文は1Pめくるごとに『あ~ん』までひらがなが1文字ずつ大きく書いてあり、隣にかわいいイラストがあります。
そのイラストに照らし合わせながら、『あひるさんの「あ」』などと読んでいきました。
遊び方メモ
・この絵本を毎日読んだわけではありません。子どもが興味なさそうな日は読みませんでした。
(他の絵本にかぎっては、寝る前には毎日1~2冊ほど読んでいました。これは習慣にしていました。)
・いきなり全ページを読むのは赤ちゃんの集中力もそこまで持たないので、4pとかでやめて、またあてっこクイズするなど繰り返していました。
・この本は1歳を過ぎたころから使い始めました。
・そして、2歳になる前には全部のひらがなを読めるようになりました。
前から一人で絵本を読むことはありましたが、2歳半頃には「お・に・ぎ・り・が」などと、自分で音読しながら本を読むようになりました。
この本を購入した人のamazonレビュー評価
高いレビューでは、「言葉の遅かった子が普通にひらがなを読めるようになった」、「字が大きくてみやすい」、「子供はいもとようこさんの絵になじみがあるので」などといった評価が目立ちました。また、購入したお子さんの年齢層は1歳~4歳が目立ちました。うちも1歳で購入しました。
こちらamazonレビューを見ると、リサイクル品を購入した人は低評価が目立ちます。その理由は、「すでにペンで文字をなぞっていた」、「汚れやしわがあった」ということでした。
いかがでしたでしょうか?
ひらがなは大きくなってからでも読めるようになるので、とりわけ急ぐ必要は無いとも思います。
私は子どもの持つ吸収力に惹かれ、遊びながら教えていたにすぎません。
ですが、赤ちゃんとコミュニケーションを取る手段の一つとして、絵本はいいツールだなと思っています。
保育士・幼稚園教諭の方々もおっしゃっているように、絵本は情緒の発達や、想像力の豊かさ、理解力を促してくれるでしょう。
また、この記事が、『我が子にもやってみよう~』と思う親御さんの参考になると嬉しいです。
以上、『1歳でひらがなは読めるのか?』でした。